カラフルで可愛らしいドットフレームの作り方|イラレチュートリアル

チュートリアル

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こんにちは、イラレ常人です。

今回は、「カラーハーフトーン」という機能を応用して、ドットでできたフレームを作っていきます。

それでは、さっそく本編にいきましょう。

円形グラデーションを作って、カラーハーフトーンを適用

まず楕円形ツールに切り換え、円を描きます。
塗りを円形のグラデーション、線をなしに設定します。

この段階では、まだ「円形グラデーション」にはなっていません。

円形グラデーションはここ(下図参照)から設定できます。

次に、この円を選択した状態で、下図の手順で「カラーハーフトーン」という機能を適用させます。

下図のようなウィンドウが開くので、マーキング部分のように数値を設定して、OKを押します。

最大半径:16px、チャンネル1〜4:45度

ここまできたら次のステップです。

カラーハーフトーンをパス化する

カラーハーフトーンを選択した状態で、下図の手順で「ラスタライズ」処理を実行します。

ラスタライズとは、画像をピクセル(画素)の集合体で表現する処理のことです。
イラレは主にベクターデータという「数式」で構成されていますが、対するラスターデータはピクセル(画素)という「点の集合体」で構成されています。

この処理が終わったら「ライブトレース」というところを押し、

さらに拡張を押します。

これでカラーハーフトーンがパスに変換されました。

そうしたら、これを、ctrl(⌘) + shift + [ g ]でグループ化解除します。

次に、塗りが白の部分を選択し、下図(2枚目)の手順で他の白塗りの部分も選択して削除します。

そして、カラーハーフトーン中央の黒塗りが固まっているところも削除します。

ここまできたら最終ステップです。

ドットをランダム配置させて、色を再配色する

カラーハーフトーンをランダム配置させます。
下図の手順で個別に変形へと進んでいきます。

下図マーキング部分のように数値を設定して、OKを押したらランダム配置は完了です。

次にレイヤーパネルを開き、レイヤーの一番上に来ているオブジェクトだけを選択します。

そして、選択のオブジェクトの塗りを字幕(下図参照)のように設定します。

そうしたらこれらを全選択し、下図の手順で「前後にブレンド」を実行します。

ここの前後とは、オブジェクト(今回の場合は、細かい点々)の並び順のことを指しています。

この処理を実行したら、ここ(下図参照)を押してオブジェクトを再配色します。

下図のようなウィンドウが開くので、カラーグループを「ビビット」にして、OKを押します。
※バージョンCCでは下図のウィンドウが開く前に別のパネルが開くので、「詳細オプション」を押して、下図のウィンドウへ進みます。

これらを、ctrl(⌘) + [ g ]でグループ化して、

さらにctrl(⌘) + [ c ]でコピー、続けてctrl(⌘) + [ f ]で真上にペーストします。

そして回転ツールに切り換え、コピーした方のグループを適当に回転させます。

最後に楕円形ツールに切り換え、shiftを押しながらドラッグで中央に正円を配置したら、ドットフレームの完成です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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