グラデーションの設定を使ってメダル風のグラデーションを作ろう|イラレチュートリアル

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こんにちは、イラレ常人です。

今回は、グラデーションとアピアランス(外装)機能を使って、メダルを作っていきます。
実はメダルは、グラデーションの「ある設定」を変えるだけで、それっぽくできちゃいます。

それでは、さっそく本編にいきましょう。

1つの正円だけを加工していく

まず楕円形ツールに切り換え、適当な場所で左クリックします。
そして、サイズを字幕のように設定します。

線はなし、塗りはグラデーションに設定します。

グラデーションの詳細設定はグラデーションパネルから行います。
今回は下図のように色を決めました。
角度は「45度」に設定しておきます。

次にこの正円を選択した状態で、アピアランスパネルを開きます。

そしてグラデーションが設定されている塗りをここ(下図参照)にドラッグ&ドロップして、コピーします。

このコピー操作をもう一度繰り返して、グラデーション塗りを全部で3つにします。

そうしたら、まず一番上のグラデーション塗りを選択して「fx」を押し、「パス」から「パスのオフセット」へと進んでいきます。
オフセットとは、ある地点から移動させた地点という意味です。

下図のようなウィンドウが開くので、字幕のように設定してOKを押します。

そうしたら、今度は上から2番目のグラデーション塗りを選択して「fx」を押し、「パスのオフセット」へと進み、字幕のように設定してOKを押します。

この塗りを選択したままの状態でグラデーションパネルを開き、グラデーションの角度を字幕のようにします。

そうするとさっきまで、のっぺりしていた正円に立体感が出ました。
動画冒頭でお話しした、グラデーションの「ある設定」を変えるだけでメダルっぽく見えるというのは「角度」のことでした。

文字や装飾を入れる

楕円形ツールに切り換えて、70mmと60mmの正円を作ります。
塗りはなし、線は茶色に設定します。

下図のように配置したら、ブレンドツールをダブルクリックし、字幕のように設定してOKを押します。

ブレンドツールをダブルクリックします。

そうしたら、今作った正円の同じ位置のアンカーポイントを左クリックします。 

例えば、青いマーキング部分のところが「同じ位置のアンカーポイント」です。

これで70mmと60mmの正円の間に2つの新たな円ができました。

最後はテキストツールで載せたい文字を打ち込みます。

文字がメダルに刻まれているように見せるには、これもグラデーションにした方が良いです。
文字のグラデーション設定は、アピアランスパネルからでなければできないので注意です。

打ち込んだ文字の塗りを一度なしにし、改めてパネルからグラデーションに設定します。

一応、グラデーションの詳細を載せておきます。

これでメダルの完成です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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