独学からのグラフィックデザイナー!仕事に就くまでにやった「たった3つのこと」|デザインサポート

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こんにちは、イラレ常人です。

私は現在、グラフィックデザイナーとして働いているわけですが、学校でデザインを学んでいたわけではありません。
全くの独学です。 
そんな私がこの職に就くまでにやったことを3つご紹介します。

因みに、この3つを実行するために必要なソフトはアドビの「イラストレーター」「フォトショップ」、俗にいう「イラレ」と「フォトショ」です。
これはグラフィックデザインの現場では必須のものなので、先行投資だと思って購入することをオススメします。

コンペに応募する

まず、独学でグラフィックデザインをやろうという方は作品づくりから始めると思います。
書類選考や面接ではポートフォリオという自分の作品集がほとんどのケースで求められます
そのためにも作品づくりというのは必須です。

そして、どうせ作るなら「それをコンペに出してみましょう」ということです。
初心者である自分の作品をコンペに出すのは恥ずかしいという方もいるかとは思います。
私も初めはそんな気持ちでした。
これだけがんばったのに落選したらかっこ悪いな、という考えが出てくるでしょう。

でもコンペというのは、そもそも9割が落とされるものですし、仮に落とされたからといってペナルティーが課されるものでもありません。
それどころか作品は自分の経験値になりますし、もし入選したらポートフォリオに堂々と載せられる実績になります。

コンペは9割が落とされますがー
落選しても経験値は貯まります。

また、コンペは主催者が提示するコンセプトに則って作品を作らなければなりません。
独りよがりなものでは通用しないということです。
そういう意味ではグラフィックデザインの現場の仕事に似ているので、ぜひコンペに作品を応募してみてください。

因みに、コンペがたくさん掲載されているサイトとして有名なのは「登竜門」というところです。
挑戦してみたいという方は、ご覧になってください。

作品をアレンジする

皆さん、飲食店に行ったときにメニュー表を見ますよね?

ちょっと言い方が悪くなりますが、お店のメニュー表の中には見づらいものがたまにあります。
それを「自分だったらこうする」と考えて、実際に形にします。

私の場合はその場でメニュー表をスマホで撮り、料理が来るまで頭の中で完成イメージを妄想し、家に帰ったらそのイメージを形にしていました。

例えば、そのメニュー表がラーメン屋さんのもので炙りチャーシューラーメンが推しのメニューなら、自分だったらどうやってお客さんにそれを訴えるかということを考えて形にします。
このようなアレンジでトレーニングを続けていくと、どれが一番大事な情報でその次に大事な情報は何か、ということが自然とわかるようになってきます。

加えて、実際に仕事としてデザインをやったとき、どういう理由でそのデザインになったかをクライアントに説明するプレゼン力も身につくので、アレンジは独学にはおススメの方法です。

作品をひたすら見る

今、紹介してきた2つの方法はアウトプットでしたが、3つ目は空き時間にも手軽にできることです。
世の中にある優れた作品をひたすらインプットします。
それは街中に掲示されているイベントのポスターでも、飲食店のメニュー表でも、スマホで見るバナーでも何でも良いです。
「これは良い作品だな」と自分で感じるものを意識的に見つけていきます。

それを続けることで、実際に自分で作品を作るときの引き出しが増えていきます
部分的にパクっていけば良いんです。
もちろん、丸パクリしたものをポートフォリオに載せたり、コンペに出してはいけません。

たくさんの良い作品に触れることで、デザインの引き出しが増えます。

家からほとんど出ないという方にはオススメのサイトがあります。
私がいつも利用している「ピンタレスト(Pinterest)」という画像収集サイトです。
ここではデザインに限らず、世界中の優れたアイディアがたくさん公開されています。

例えば、お菓子のパッケージデザインを見てみたいときは検索をかければそれに関連した画像が多く出てきます。
気に入った画像があれば、それを「ピン」つまり保存して、あとから見ることもできます。

これがあれば、たとえ家から出ることがなくても引き出しが増えます。
無料の会員登録が必要ですが、必ず自分のプラスになるサイトなのでオススメです。
ぜひ、お試しください。
これはネットで「ピンタレスト」と検索をかければ普通に出てきます。

まとめ

以上、グラフィックデザイナーになるために私がやった3つのことでした。
【コンペに応募する】【既存のものをアレンジする】【すぐれた作品をひたすら見る】ですね。

私自身、要領はよくない方なので、グラフィックデザイナーを目指して実際になるまで1年と10か月かかりました。
これは作品を作り始めてからデザイナーとして働かせてもらうまでの期間です。

恥を承知で就活中の私のポートフォリオを晒しておきます。

この記事を見てくださっているような志の高い方であれば、もっと短い期間で目標を実現することも可能かもしれません。
そうなれば私も嬉しく思います。

もし、独学で頑張れる気がしないという方はオンラインスクールなどを検討してみるのもありだと思います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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