パンチの効いたデザインでインパクト抜群!アメコミ風フキダシの作り方|イラレチュートリアル

チュートリアル

こんにちは。イラレをもっと身近に、イラレ常人です。
今回は、アメコミでよく見かけるパンク調の派手なフキダシを作っていきます。

さっそく本編にいきましょう。

フキダシのベースを作る

まずペンツールに切り換え、適当な場所で左クリックを繰り返し、多角形を作ります。
塗りは赤、線はなしにしておきます。

そうしたらアピアランスパネルを開き、「fx」から「パスの変形」「パンク・膨張」へと進んでいきます。

下図のようなウィンドウが開くので、数値を「-30%」にして収縮加工をかけ、OKを押します。

多角形の角が鋭くなりました。

次に、これを選択した状態で下図の手順で「アピアランスを分割」を実行します。

アピアランスとは、アピアランスパネルで行った加工のことを指しており、それを分割するとは、加工の結果を確定させるということを意味します。
家で例えると、建設前のCGイメージがアピアランスで、建設後の実際の家がアピアランスの分割ということにあります。
CGは編集が可能ですが、建てられたものは簡単には工事できませんよね?

少し話が逸れましたが、これで尖った角が実際にパスの形になり、吹き出しのベースができました。

ここまできたら、次のステップです。

線と塗りを追加する

このオブジェクトに線とパターン模様を追加していきます。
アピアランスパネルを開き、まず黒い線を追加します。

このままでは先端が尖っていなくてダサいので、線パネルを開き、「線の位置」を内側にします。

線の位置を「内側」にします。

再度アピアランスパネルに戻り、赤の塗りをコピーします。

アピアランスパネルから赤の塗りを選択して、画面のところにドラッグ&ドロップすれば、コピーできます。

このままの状態でスウォッチパネルを開き、ここから「パターン」「ベーシック」「点」へと進んでいきます。

ドットパターンを選べるパネルが出てくるので、フキダシのサイズ感に合ったドットを選びます。

このとき、パターンとパターンの間に隙間が見えることがありますが、画面上でそう見えているのであって、印刷では消えているので問題はありません。

パターンまで設定したら、このフキダシをコピーして縮小します。
フキダシを選択した状態でctrl(⌘) + [ c ]でコピー、さらにctrl(⌘) + [ f ]で真上にペーストします。

そうしたらshiftとalt(option)を押しながら、バウンディングボックスのいずれかの四角を左クリックして内側にドラッグして縮小をかけ、適当なところで全てを離します。

そして、縮小した方の塗りをアピアランスパネルから黄色に変更します。

ここまできたら最終ステップです。

影と文字を追加する

赤い方のフキダシを背面にコピーします。
フキダシを選択した状態でctrl(⌘) + [ c ]でコピー、さらにctrl(⌘) + [ b ]で背面コピーします。

背面へのペーストなので、見た目は変わりません。

このままの状態で十字キーからフキダシを少し移動させます。

そうしたら、このフキダシの塗りを黒、線をなしにします。

そしてアピアランスパネルを開き「fx」から「スタイライズ」「光彩(内側)」へと進んでいきます。

下図のような画面が開くので、マーキング部分のように設定してOKを押します。

描画モード:通常(カラー:白)、不透明度:100%、ぼかし:3mm

白いぼかしがフキダシの内側に追加されました。

※この画面では、わかりやすいように、あえて後ろのフキダシをずらしています。

再度「fx」を押し、今度は「ピクセレート」から「カラーハーフトーン」へと進んでいきます。

下図のようなウィンドウが開くので、マーキング部分のように設定してOKを押します。

最大半径:16px、チャンネル1〜4:45度

このカラーハーフトーンですが、拡大縮小の時に少し処理が遅くなるので、変形に強いパスに変換します。
これを選択した状態で、下図の手順で「ラスタライズ」へと進み、マーキング部分のように設定してOKを押します。

解像度:高解像度、オプション:アートに最適

続いて「ライブトレース(ライブペイント)」というところから「白黒のロゴ」を選択、さらに「拡張」というところを押してカラーハーフトーンをパス化します。

この状態では、まだ白い塗りが周りに残っているので、ダイレクト選択ツールに切り換えて白塗りを選択、画面の手順で共通の塗り、つまり他の白塗りも選択して削除します。

白塗りの部分は、不要なので消します。
ダイレクト選択ツールで、どれか1つだけ白塗りを選択します。
画面の手順で他の白塗り(大変小さい)も選択して、消します。

これでカラーハーフトーンの黒塗りの部分だけが残りました。

最後はテキストツールに切り換えて、適当な文字を打ち込みます。
初期状態で設定されている塗りや線は一度すべてなしにし、アピアランスパネルから改めて、黄色い塗りと黒い線を設定します。

アピアランスパネルから、改めて塗りと線と設定します。

フキダシの黒線と差別化するために、文字の枠線は極太にした方が映えるかと思います。

完成!

これでアメコミ風フキダシの完成です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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